その男には無数の傷があった。それらのほとんどは切り傷、大きなものは醜くただれた火傷だった。
 それに比べて女の体はきれいなものだった。たった一つ、腹の傷を除いて。脇腹からへそにまで達しそうなそれは細く長くひきつっていた。
「傷のある女は醜い」
「おまんに言われる筋合いはないきに」
「教えてやったんだよ。『いいこと』を」
 陸奥は無言で枕を高杉に投げ付ける。
「かわいいもんだ」
 高杉は鼻で笑った。
「傷が自慢になるとでも思っちょるのかこん阿呆。下手な太刀筋読み損ねただけじゃ。みっともない」
「口の減らねえ女だな」
「口の減る女はこの世のどこにもいやーせん」
 陸奥は置きっ放しになっていた酒をあおる。温い。
「俺にもくれよ」
 高杉は煙管を置いて陸奥の腕を引いた。そのまま布団に押しつけて裸の肩を舐める。肩から下って肩甲骨、背骨の窪み、脇腹、舌が這い回る感触がどうにも気持ち悪く、陸奥はシーツを握り締めた。
「ここから、」
 高杉は陸奥の傷跡をゆっくりとなぶるように舐める。
「子宮が抉れると思うか?」
 はらのうえでけだものがしたなめずりをしていた。
 殺られる前に殺れ。


 


腹を突き破り子宮を抉


Crash though your stomach,hurry hurry hrry!!And winkle her womb,sweetly sweetly sincerety.


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